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Rossj - Bass 2006 Gaja [毒味または晩酌]


先日(ちょっと前だけど)はその2007年の(液漏れ)ボトルを飲みました。今回は2006年。画像は2本ですが、実際には3本開けています。そう、3本とも液漏れボトルです。

Rossj - Bass 2006 Gaja
ロッシィ・バス 2006 ガヤ

1本目は画像がありません。なぜならグラスに注ぐ前から酸化香も強く、飲めば液漏れによる劣化を感じました。果実の香味があるわけではありませんが、純粋に「おいしくないボトル」となりました。時間経過でヌケるとも思えないですし、多少の馴染みがあったとしても残念ながらダメなものはダメですね。

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二本目。コルク外周の一部を伝った微かな液漏れ。一本目とはまったく色も違う。なんならフレッシュさを感じる酸味もある。液漏れによる酸化香は感じないけれども、2006年にしては若く感じますね。ただ、それが液漏れによるものではないですが、ボトルバリエーションのひとつでしょうか。液漏れとはいえ、状態は健全でした。

写真 2018-06-22 19 35 03.jpg

2本目よりも液漏れは少ないと最後にしましたが、2本目よりは液漏れがあった3本目。撮影時間が違いますので、2本目の画像と厳密に比較はできませんが、明らかに色は濃いですね。こちらも酸化したような香りはほぼありません。ただ、よりリッチで熟成したシャルドネらしいトロ味もあれば、そういう香味のニュアンスがある。液漏れによって劣化したとは考えられませんが、2本目とは明らかにキャラクターが違いますね。

ボトル差で済ませるわけではありませんが、ボトル差というのは少なからずあるんですよね。なかなか同じボトルを3本立て続けに開けることは稀かと思いますが、どのボトルに当たるかによってそのワインの印象もぜんぜん変わってしまいますよね。




さて‥ここからは広島でのお話。広島のソムリエさん達と内藤さんを囲んでフルボッコに‥‥‥されたわけですが(されたんかい!)、テーマを決めて各自ワインを持ち込みなお題。あたしは、このロッシィ・バスの1990年を持ち込ませて頂きました。そして、皆さんにはブラインドで飲んで頂きましたね。

あたしのテーマは、この一連のロッシィ・バスの2006年×3本と、2007年×1本の経験は広島に行く前。同じ2006年でも香味や色、新鮮さに違いがあったわけで‥なら1990年あたりはどうだろう?と思った自分への課題。なお1990年は液漏れボトルではありませんでした。しかし実はもうひとつ隠されたテーマもありました。

今年の2月、それは京都でのこと。あたしが内藤さんとのブラインド対決、初戦の白ワインを奇跡的にも当ててしまうという‥のちに『カーヴ・ド・Kの歓喜』と呼ばれることになったあの勝負を踏まえてこのワインにしたんですよね。

広島でのブラインドの際、内藤さんがあたしに「西野さん、まさかイタリア以外とか…ナイですよね?」と聞いていたは、その『カーヴ・ド・Kの歓喜』の正解はキスラーだったからに違いありません。そして、内藤さんの答えはガイア・エ・レイでした。そう、つまり今回はその一連の流れで、あえてシャルドネを選択することで私がガイア・エ・レイを持ち込んだと思わせて、そう答えさせたかったのです。実はロッシィ・バスでしたー!というオチを見越して‥。こんな腹の読み合いもやってたんですよー。

しかし、ロッシィ・バスの1990年はあまりにも若かった。まさかこんなにフレッシュだとは思いませんでしたよ。正直、答えを知ってるあたしですら‥これ本当に1990年?と思うほどです。

結局、ほとんどの方はシャルドネと答えたわけですが、解答後の内藤さんの解説を聞いて、うーん、やっぱり勝てないわ‥を実感しました。


内藤さんのテイスティングではソーヴィニョンが入っているかも?とのこと。なるほど。ロッシィ・バスはシャルドネ100%は先入観。絶対にシャルドネ以外が入ってるとも想像もしないし、もし、100%に違和感があっても、それを口にすることなんてない。でも、それをヌケヌケと、シャーシャーと言ってのけるのが内藤さんなんだな。

よく考えてみるとランゲDOCは、品種名を名乗るとしても(この場合はランゲ・シャルドネDOC)、その品種は85%以上であればいいのです。ソーヴィニョンが15%も混醸されているとは思いませんが、5%程度なら可能性がある香味。もちろん、GAJAの場合はDOC規定などあまり気にしてないはずから尚更ですね。

そうか。つくづくテクニカルシートだけに頼ってはいけないな‥を実感しました。もちろん、結局1990年のロッシィ・バスにソーヴニョンブランが混醸されているかは不明ですけどね。

きっと広島のソムリエさん達はびっくりしたと思います。どんだけ話し出すと止まらないのか?経験と推測、感じたことを躊躇することなく畳み掛けるように‥でも、精度を高め答えに近づけるあの様‥ですよ。


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