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Langhe Chardonnay Sermine 2016 Ca del Baio [毒味または晩酌]

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(グラス内壁のぷちぷちも写ってますね)

Langhe Chardonnay Sermine 2016 Ca del Baio

ランゲ・シャルドネ・セルミネ 2016 カ・デル・バイオ

お陰様でよく売れています。

樽熟成させたシャルドネ(以下、樽ドネ)は大好物です。これは、イタ専になる前からのこと。まあ、そもそもイタ専になる前は、白品種の選択肢は多くはなかったですからね。ちなみにシュナン・ブランなんかも大好物です。イタリアワインでシュナン・ブランは見たことがないのですが、でサクっと新鮮な青リンゴを頬張ったような(イタリアの)シュナン・ブラン、どこかにないですかねえ?

脱線しかけました(以下、語弊だらけです)。

樽熟成させたからこそのシャルドネらしさ。やはり樽香に尽きるかもしれませんね。香りの要素というのは、その周辺にある他の香りや、全体的なバランスによって同じ香りでも違うように感じられますから、樽香だけを切り取るのはとても危険ですが、樽香の話。

いわゆるヴァニラのような香りとシャルドネとの相性はとてもいいと思います。このワインもパインを中心とした南国系フルーツと、柑橘系のフルーツの香味があるわけですが、そういうフルーツとヴァニラの相性がいいのは当然ですね。新樽比率が多いと、ヴァニラは顕著になる傾向がありますし、ちょっと樽からの抽出を強過ぎるとエグ味やロースト香が強過ぎたりと、まあ、樽の効かせ方や、効き具合、樽熟成させたことによるどんな要素がどんだけーは、好みもありますけれども。

あたしがこの樽ドネに感じた大好きポイントは、ヴァニラ香系(だけ)じゃない樽の要素を感じたこと(それが前であること)。ちょっと懐かしい樽のニュアンス。ブルゴーニュやカリフォルニアのシャルドネを扱っていた頃に感じた「ご飯咀嚼100回」という表現に近い。白飯を100回咀嚼した先にある香りに似てる。

それをさらに例えると、米菓子、ポン菓子の蜜のないバーションにも似てるかな。これも樽のロースト香、木質な香りなんだろうけれども、焦げてないロースト香、そう白い樽の香り。でも、ヴァニラの白さじゃない。だから甘ったるいわけでもない。でも焦がしたような香ばしさでもない。とても軽いポップコーン的な香ばしさ。

そんな樽香を久々にこの樽ドネに感じます。

なにもヴァニラ香を否定しているわけではない。こういう樽香もあり、こういう樽香も好きということ。

また、ミネラルが前になスタイルの樽ドネが増えましたが、もちろん、この樽ドネにもミネラルは感じ、ありますが、決して前ではないし、推しではないのも新鮮に思える。樽ドネなんだから、どっしりと深みがあって、アルコールだってたっぷりで‥の手前ながら、他のミネラル推しの樽ドネよりも、構成、バランス的にそれに近い。

カ・デル・バイオ特有の樽の効かせ方、全体的なバランスがある。もちろん、樽ドネとしての「らしさ」に不足はない。とても心地よいランゲ・シャルドネに出会いました。

冷蔵庫キンキン温度からでも楽しめますが、気持ち上げ気味がオヌヌメです。


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Barbera d'Alba Superiore Scudetto 2010 Giuseppe Mascarello [毒味または晩酌]

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Barbera d'Alba Superiore Scudetto 2010 Giuseppe Mascarello
バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ・スクデット 2010 ジュゼッペ・マスカレッロ

年末のドサクサにご案内したジュゼッペ・マスカレッロのバルベーラ・ダルバ(・スペリオーレ)です。こちらはスクデットのクリュ名付きの2010年となります。

こう言うのもなんですが、まだまだバルベーラの経験値は少ない。もちろん、サンジョヴェーゼはダントツで、続いてネッビオーロでしょうか。横にも縦にも時間軸となれば尚更ですね。決して苦手意識があるわけではありませんが、決して得意でもないのもバルベーラですね。スパイスと渋味の質の関係で、雑に感じることが少なくないのがその一因かもしれません。

とはいえ、そこはジュゼッペ・マスカレッロの作品。現行は2013年あたり、3年遅れの絶好の2010年というのも手伝って、まあ、旨いこと、旨いこと。薄いという意味ではないエレガントさ、とてもキレイなバルベーラなんですよね。

もちろん、バルベーラらしい香味の構成、品種特性もキッチリあり紛うことなきバルベーラですが、まさか雑さは皆無なのが嬉しい。度数も14.5度と高めですが、うまくコントロールされてますね。こういう「出来の良い」「いいワイン」を飲んで欲しいと思います。


とても大事です「いいワイン」であるかどうかということ。

もちろん何が「いいワイン」なのか?趣向品ですから色々あると思いますけれど。

「いいワイン」。実は産地も品種も越えた、根底、核の部分の話です。


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