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Le Serre Nuove 1997 Ornellaia [毒味または晩酌]

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決算棚卸で発見された液漏れワインシリーズです。

キャップシール頭が6時〜7時の部分にカビがあります。キャップシール頭に2つほど空いてる穴にカビがあることはままあります。それは何も液漏れを示していません。しかし、こちらは液漏れボトルと判断したもの。

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その6時〜7時のカビの部分をキャップシール頭から裾に目線を降ろすと液漏れ跡がありますね。頭のカビも漏れ出たワインがカビたもの。キャップシール内側を伝って、キャップシール裾のこの部分で漏れています。

その6時〜7時の部分を底にして寝かせていたわけではなく立て置きの保管です。同じロットのボトルが複数本あり、同じ環境でこのボトルだけが液漏れをしたことになります。

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キャップシールを剥がしてみましょう。

6時〜7時だった部分が8時〜9時の部分になります。これをみるとその部分からコルク頭の半分を濡らすほど液漏れしていたことがわかります。キャップシール内側には漏れたワインが固まったか、カビと融合したものか、それらが酸化した茶褐色の粉、屑があります。

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拭いてみました。

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抜栓します。

その漏れた部分であろう場所を手前(2時〜3時)にして撮影しています。コルク外周と、ボトルネック内壁の密着度の一番弱い部分、それはコルクが痩せてきて初めて発生する筋のようなものを毛細管現象的に漏れるのかもしれません。

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折っちゃった。

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もちろん、ワインが何か?がわかっていますので、すべてのキャップシールを剥がさなくてもコルクの長さはおおかたの予想が付いているわけです。残りの長さを考えるとデュランドの登場は必要ないと判断。コスクスクリューを少し斜めに挿してゆっくりと引き抜きます。

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コルクのお尻から約1/3ほど染みた時点で徐々にコルクを浸食する部分が狭まり、最終的にはその部分から伝って漏れているわけです。

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Le Serre Nuove 1997 Ornellaia
レ・セッレ・ヌオーヴェ 1997 オルネッライア

液漏れはしていましたが、めちゃくちゃ旨いですね。実は、レ・セッレ・ヌォーヴェの古酒はいくつか所有しています。最近のビンテージは購入していません。オルネライアはとっくに手が出ないので持ってません。でも、レ・セッレ・ヌオーヴェでも十分に、セカンド以上を実感出来るのです。トリノーロとレ・クーポレの関係に近いかもしれません。そう、レ・クーポレも古酒を持っています。トリノーロは持ってません。

ボルゲリのカベルネの底力を実感できますし、若いうちのカベルネもそれはそれでおいしいわけですが、熟成したカベルネ特有の香りはなんとも言えませんね。

液漏れはしていましたが、まったく状態を疑問視させるような香味はなく、健全な1997年のレ・セッレ・ヌォーヴェでした。ちょっと参った!なおいしさです。

なお、ラベル下部の「M.L.A.」は、マルケージ・ドロヴィコ・アンティノリの頭文字です。


コメント(2) 
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コメント 2

UNO

オルネライアで良かったら90年台半ばからポロポロあるよ
そろそろ飲み頃だし飲もうや!
by UNO (2018-04-23 09:07) 

ypsilon

UNOさん
ぜし!怒濤の垂直を!
by ypsilon (2018-04-23 13:15) 

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